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やっちまった! 二発目 (スイッチングハブ) [オーディオ]

新年早々、大失敗の連続。

金属たわしに続いて、失敗の二発目はスイッチングハブです。

デジタル系に初導入となったサテライトアース第8号の成功に気をよくして、スイッチングハブの対策強化を行いました。

MFPCのスイッチングハブは、普及品のNETGEAR GS305-100JPSです。金属筐体でファンレスの静音、省電力で5Vの外部給電なので日本トラストのバッテリーで給電が可能。小型なので4PCのクワッドのオーディオ専用スイッチングハブとして最適です。

とはいえ4台のPCとルーター、WANのデジタル通信が集中するので、システムの要となっていることは間違いないということが、サテライトアースによるシャシーグランドの強化で証明されました。金属シャシーには、銅箔を内張りしてさらにシールド効果をもたせるようにして、これも好結果をもたらしています。

そこで、さらにノイズ対策として電磁波吸収シート(ワイドワーク)を内部のスイッチングLSIに貼り付けてみました。その昔、CDプレーヤーなどにちょいちょいやっていたことなので悪くなろうはずがないと…

ところが…

大失敗。

かえって音切れが復活してしまったのです。サテライトアースの導入でほぼ完璧になっていたPCM196KHzやDSD64でも頻発。果てはCDリッピングファイルの再生でも起こるようになってしまいました。まさか、よかれと思ってやった電磁波吸収シートのせいとは思いもよらず一週間近く首をかしげながら、イライラしながら聴き続けていました。どうもほかに原因が思い当たらないので、再び、スイッチングハブのフタを開けて電磁波吸収シートをぺりぺりと剥がしてみました。するとこれでピタリと元に戻りました。シートの磁性体あたりがかえって悪さをするのでしょうか。こんなこともあるのかとびっくりです。

このままでは悔しいので、fo.Qでコネクタの樹脂ケースの振動対策強化を図りました。これは大正解でした。音切れは完璧に皆無です。音もよくなった気がします。

まとめると、

1.スイッチングハブは音質とともに《音切れ》に影響がある
2.電源は質のよい外部給電がよい(バッテリーが理想)
  (内部電源ではたとえリニア電源でもNG)
3.筐体は金属製がよく、仮想アースによるFGが好結果
4.コネクタ接点の振動対策が好結果
  ①プラグ(RJ45)の銅箔テープによる嵌合強化
  ②ジャックのケースにfo.Qを貼り付けて振動吸収

つけ加えれば、LPレコード用のスタビライザーを載せています。オーディオ用ではないので筐体は軽量級なのが悲しいところ。それを重めのスタビライザーで補っているというところです。これでケーブルに負けずにがっちりと組み止めているというわけです。

以上の対策をすれば、かさばるだけで使いにくい高価なスイッチングハブなど無用です。
特に、4は驚くほど効果があります。

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