またまた、やっちまった! (SSDの導入) [オーディオ]
新年早々、大失敗の連続。それは二つだけにとどまりません。
その三発目は、SSDの導入です。
MFPCの音楽ファイルのストレージは、Roon/HQ Player CorePCにつないだ外付HDDとしています。内蔵用のHDDを外付用のケースに収めたもの。そういうセッティングはそのままにHDDからSSDへの換装を行いました。
果たして、HDDよりもSSDの方が音がよいのか??
SSDの方が音が良いと当たり前のように言われる一方で、実は消費電力がHDDよりも大きく、そこに起因するノイズが大きくて音が悪くなるという説も昔から根強いこともあってよくわかりません。
確信が持てないままにSSDへの換装を試みる気になったのは、内蔵用2.5”ならば2TB、4TBと比較的容量が大きなものも実売されていること、連装ケースがあって最大4TBx2=8TBの容量アップも可能なこと、2.5"ケースなら小型化と5Vの低電圧化が実現すること…に気がついたからです。そして何よりも、HDDの回転音が視聴環境のノイズとして気になりだしたからです。
とにかく静けさと大容量化を目指して、ひたすら、パーツを買い集めました。
1.ディスク WESTERN DIGITAL WD Blue 内蔵SSD 2.5インチSATA6Gb/s 4TB
〃 〃 〃 〃 〃 2TB
2.ハードディスクケース ORICO 2.5インチ HDD/SSDケース USB3.0 透明 2ベイ
ディスクは、まだまだ、高価です。残念ながら品薄で、4TBは一台しか入手できませんでした。それでも早く実現したくて、片割れに2TBを一台買い増ししました。これでも、現状よりも2TBの増量になります。
ケースは、もはや、ほとんどすべてが中華製。しかも、2.5"で連装仕様のものはひとつしか見つかりませんでした。透明プラスチック製というのが、デザイン的に良いようでもあり、ペラペラの安物のようであり、ちょっと複雑な境地でしたが、とにかく、これしかありません。
ところが…
PCが認識しません。
何かのミスかといろいろ試しましたが、結局、どうやってもダメ。通常のPCでは何の問題もありません。PANDA-PCも、通常のWin10で起動すれば認識するので、これは要するにオーディオPCの問題。音をよくするためにプロセスカットしまくっているわけですが、どんな機能をカットしているかの詳細はブラックボックス。PC側で2ベイをマネージする何らかの機能までカットされてしまったのでしょう。
悔しいので、別のケースを買いました。
3.RAIDストレージケース Yottamaster USB3.0 2.5 インチ 2ベイ
RAIDは不要なのでパスしていました。もちろん価格もかさばります。
ディップスイッチで、RAID1(ミラーリング)、RAID0(ストライピング)、SPANの3つのモードが切り替え可能。案の定、“SPAN”では、PCに認識されません。これをストライピングにすると1台のドライブとして何ら問題なく認識されました。(ミラーリングは試してません)
あくまでも音楽専用のストレージなので必要以上の高速性は求めていないし、1台を増量などのために交換しようとしても、“RAID0”では2台ともリセットしなければならないので、本当は、“SPAN”の方がよいのです。
まあ、容量が上がるのだからいいか…。
音を聴いてみると…
やっちまったかぁ…
何だか今ひとつです。やけにハイ上がりでシャカシャカして音が軽い…。カネをどぶに捨てた気分でいくぶん顔が青ざめてしまいました。
しかし、いちいち失敗したことでくじけていてはオーディオに進歩はない!と開き直りました。考えてみれば、この音の現象は明らかにノイズの影響です。
そこで、引き出しに眠っていたものを取り出しました。
4.USBノイズフィルター iFi Audio iDefender3.0
聴いてみて、その差は歴然。
これまでのHDDでは、ほとんど変わりがないとほっぽり出していたものですが、今回はその効果にちょっとのけぞってしまいました。これなら、ファイルコピーやroonのアナライズの高速度、曲の立ち上がりも瞬時という操作の快適さも、完全無音の視聴環境という快適さも存分に享受できます。ここまでくると、音の情報量もこちらが多いと感じます。
さらにiDefenderに、銅箔テープとfo.Qで嵌合強化&振動対策をしたところ、これも効果てきめん。音がぐっとナチュラルになり、最初に感じた音の軽さがすっかり解消されました。
以下は、憶測ですが…
どうもSSDはノイズが多いというのは、今でも事実なのではないでしょうか。もちろん、ディスクケースの回路のせいだということも否定はできませんが、いずれにせよUSBパワーとグラウンドから伝わるノイズが大きい。一方で、iDefenderのノイズフィルターとしての性能も抜群だということです。聴感面での経験則からすれば、かなり高い周波数領域のノイズだと考えられますがiDefenderは有効に機能しているということ。
結果的には大成功になりました。
大容量化、コストという点で、まだまだ道半ばとはいえ、いよいよSSDの時代だなぁと痛感させられました。ただし、使いこなしにはいろいろと落とし穴があるようです。それさえ気づいて、丁寧に対応してやれば、SSDはもはやHDDを問題にしないでしょう。
その三発目は、SSDの導入です。
MFPCの音楽ファイルのストレージは、Roon/HQ Player CorePCにつないだ外付HDDとしています。内蔵用のHDDを外付用のケースに収めたもの。そういうセッティングはそのままにHDDからSSDへの換装を行いました。
果たして、HDDよりもSSDの方が音がよいのか??
SSDの方が音が良いと当たり前のように言われる一方で、実は消費電力がHDDよりも大きく、そこに起因するノイズが大きくて音が悪くなるという説も昔から根強いこともあってよくわかりません。
確信が持てないままにSSDへの換装を試みる気になったのは、内蔵用2.5”ならば2TB、4TBと比較的容量が大きなものも実売されていること、連装ケースがあって最大4TBx2=8TBの容量アップも可能なこと、2.5"ケースなら小型化と5Vの低電圧化が実現すること…に気がついたからです。そして何よりも、HDDの回転音が視聴環境のノイズとして気になりだしたからです。
とにかく静けさと大容量化を目指して、ひたすら、パーツを買い集めました。
1.ディスク WESTERN DIGITAL WD Blue 内蔵SSD 2.5インチSATA6Gb/s 4TB
〃 〃 〃 〃 〃 2TB
2.ハードディスクケース ORICO 2.5インチ HDD/SSDケース USB3.0 透明 2ベイ
ディスクは、まだまだ、高価です。残念ながら品薄で、4TBは一台しか入手できませんでした。それでも早く実現したくて、片割れに2TBを一台買い増ししました。これでも、現状よりも2TBの増量になります。
ケースは、もはや、ほとんどすべてが中華製。しかも、2.5"で連装仕様のものはひとつしか見つかりませんでした。透明プラスチック製というのが、デザイン的に良いようでもあり、ペラペラの安物のようであり、ちょっと複雑な境地でしたが、とにかく、これしかありません。
ところが…
PCが認識しません。
何かのミスかといろいろ試しましたが、結局、どうやってもダメ。通常のPCでは何の問題もありません。PANDA-PCも、通常のWin10で起動すれば認識するので、これは要するにオーディオPCの問題。音をよくするためにプロセスカットしまくっているわけですが、どんな機能をカットしているかの詳細はブラックボックス。PC側で2ベイをマネージする何らかの機能までカットされてしまったのでしょう。
悔しいので、別のケースを買いました。
3.RAIDストレージケース Yottamaster USB3.0 2.5 インチ 2ベイ
RAIDは不要なのでパスしていました。もちろん価格もかさばります。
ディップスイッチで、RAID1(ミラーリング)、RAID0(ストライピング)、SPANの3つのモードが切り替え可能。案の定、“SPAN”では、PCに認識されません。これをストライピングにすると1台のドライブとして何ら問題なく認識されました。(ミラーリングは試してません)
あくまでも音楽専用のストレージなので必要以上の高速性は求めていないし、1台を増量などのために交換しようとしても、“RAID0”では2台ともリセットしなければならないので、本当は、“SPAN”の方がよいのです。
まあ、容量が上がるのだからいいか…。
音を聴いてみると…
やっちまったかぁ…
何だか今ひとつです。やけにハイ上がりでシャカシャカして音が軽い…。カネをどぶに捨てた気分でいくぶん顔が青ざめてしまいました。
しかし、いちいち失敗したことでくじけていてはオーディオに進歩はない!と開き直りました。考えてみれば、この音の現象は明らかにノイズの影響です。
そこで、引き出しに眠っていたものを取り出しました。
4.USBノイズフィルター iFi Audio iDefender3.0
聴いてみて、その差は歴然。
これまでのHDDでは、ほとんど変わりがないとほっぽり出していたものですが、今回はその効果にちょっとのけぞってしまいました。これなら、ファイルコピーやroonのアナライズの高速度、曲の立ち上がりも瞬時という操作の快適さも、完全無音の視聴環境という快適さも存分に享受できます。ここまでくると、音の情報量もこちらが多いと感じます。
さらにiDefenderに、銅箔テープとfo.Qで嵌合強化&振動対策をしたところ、これも効果てきめん。音がぐっとナチュラルになり、最初に感じた音の軽さがすっかり解消されました。
以下は、憶測ですが…
どうもSSDはノイズが多いというのは、今でも事実なのではないでしょうか。もちろん、ディスクケースの回路のせいだということも否定はできませんが、いずれにせよUSBパワーとグラウンドから伝わるノイズが大きい。一方で、iDefenderのノイズフィルターとしての性能も抜群だということです。聴感面での経験則からすれば、かなり高い周波数領域のノイズだと考えられますがiDefenderは有効に機能しているということ。
結果的には大成功になりました。
大容量化、コストという点で、まだまだ道半ばとはいえ、いよいよSSDの時代だなぁと痛感させられました。ただし、使いこなしにはいろいろと落とし穴があるようです。それさえ気づいて、丁寧に対応してやれば、SSDはもはやHDDを問題にしないでしょう。
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