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パイオニアはCDリッピングの救世主なのか?(前編) [オーディオ]

ウィズコロナのステイホームでせっせとCDのリッピングを進めています。

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これだけCDをリッピングしていたら、新たに2枚ほどおだぶつCDが出てきました。

どちらも3500円時代のものだから、やっぱり、寿命なのかも。

以前におだぶつになったのも、やはり、古いCD初期に買ったCDでした。いずれも西独ハノーヴァーのポリグラム製。当時のポリグラム製はポリカーボネートにピンホール欠陥が多く内部の金属箔への湿分浸透に脆弱だったようです。

今回のおだぶつCDは、いずれも国内盤(ボリドール社)です。日本製であってもさすがに経年劣化は免れないかと思ったのですが、何とシャイーのロッシーニは、パッケージは国内ですが、中身は、実はハノーヴァー西独ポリグラム製でした。やはりCD初期の西独製は要注意ということは間違いないようです。

この2枚は、dBpoweramp CD Ripper17.1のSecureRippingでも延々と読み取りを繰り返しています。いずれもまるまる一昼夜24時間以上かけても問題のトラックを読み取れません。

いったんは諦めたのですが、とある情報によるとダメなCDでもパイオニアの最新ドライブだと救済されたことがあるとのこと。今回の2枚はいずれも優秀録音との定評も高くちょっと執着もあったので、たまらずパイオニアに飛びついてしまうことになりました。

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新たに導入したパイオニア製内蔵ドライブユニット(BDR-S12J-X)です。

いままで使用していたのは、I-O DATAの外付けDVRドライブ(DVR-UA24EZ2A)の内蔵ユニット(LG電子製)をRATOCの制振ケース(RP-EC5-U3AI)に入れた外付ドライブです。リッピングソフトは、dBpoweramp CD Ripperです。

それ以前は、PLEXTERのドライブとそのバンドルソフト(YAMAHA製)を使用していました。ウィンドウズXPのサポート終了ということで使えなくなったので、その後継として導入したもの。dBpowerampもその時に導入しました。

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LG電子のDVDドライブユニットはおそらく最も普及しているロングセラーだと思います。RATOCのケースは、外部筐体に1.6mmの鋼板を使用し、制振対策に相当なコストをかけていて、かなり重厚でしっかりしたものです。電源もリニア電源を内蔵していています。この組み合わせで、3年間、さほど不満を感じたことはありませんでした。

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パイオニア製の新ユニット(BDR-S12J-X)は、防振対策がしっかりとされオールブラックの外観にも高級感があふれていて、RATOCケースともあいまって重厚そのもの。今までにない強力なリッピングドライブの完成です。

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私はもともとリッピング環境にはこだわりがありません。

リッピングのドライブによって音が違うとか、リッピングドライブの電源を強化したら音が良くなったといった話しは、都市伝説ではないかと思っています。ですから、高グレード・高音質(?)のドライブだとか電源強化とかにはあまりそそられなかったのです。

ところが、今回は、経年変化で読み取れなくなったディスクを救済できるかどうかという明快なベンチマークがあります。

果たして…

(つづく)

タグ:リッピング
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