津軽・下北自転車ツア 完走 [自転車散策・紀行]
2日目の思わぬ迂回で走行距離を稼いだので、逆に3日目は軽めにして尻屋埼の寒立馬もあきらめて、北部海岸で折れてそのまま大湊を目指す。最大標高も獲得標高も前2日の半分ほどだけど、それでも繰り返しのアップダウンは老体にはきつかった。
その北部海岸の8Kmにも及ぶ地層帯は壮観。
下北半島は、隆起と沈降を繰り返してきた。ちょうどこの大湊にかけての低地はほんの12~13万年前は海底でした。海岸沿いの段丘のアップダウンもここの地層帯も、そういう隆起沈降の証しです。それを引き起こすのは海溝外縁の断層。
そういう地勢のこの地域には、東電・東北電の東通村原発や六ヶ所村の再処理施設など原子力施設が集中しているのも不思議な気がします。この地層帯のすぐそばには核燃料リサイクル貯蔵施設もあります。さらには、むつ科学技術館というのがあって、実はこの施設は原子力船むつの廃炉の密閉管理施設。
大畑で食べたイカスミラーメンが美味しかった。
大湊は駅近のビジネスホテルだけど二食つき。夕食は近くの食堂で、ホタテずくしの料理が最高。大好きな日本酒「八仙」もあったのでツアー達成で気が緩んだせいか痛飲してしまいました。
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津軽から下北へ [自転車散策・紀行]
蟹田から脇野沢までフェリーで陸奥湾横断。
脇野沢から予定したルートは災害で不通。やむなく川内港から川を遡上することになり30Km近く遠回り。宿のおじさん、おばさんがゼッタイ無理といった急坂の連続を身をもって体験。最大標高218m。ヘトヘト、ヨレヨレ。
どうにか大間に到着。
大間からは北海道が目の前のように近い。函館の五稜郭タワーがくっきり見えるほど。
もちろん大間マグロにもありつきました。大トロ、中トロ、赤身の三点セット。すき焼き付き。大間の《陸マグロ》=大間牛。そんなブランド牛があるなんて知らなかったけど、美味しかった。
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