彩の国さいたま芸術劇場の改修工事が終了しました。3月1日にリニューアルオープン。その内覧会に行って来ました。



改修工事のテーマは、「安心」「快適」「充実」の3つ。

ますは、天井を準構造化し耐震性を高めたこと。3Dスキャン技術で工事前と後で形状はまったく同じで音響への影響は皆無。空調を更新し感染対策としての換気量も見直したそうです。また、排煙・消火設備も充実させたとのこと。



快適さという点では、客席椅子をリフレッシュ。確かに座り心地もよくなりました。音楽ホールは、圧倒的に静粛性が向上したそうです。もともと静かな環境立地なのですが、音楽ホールとしての静寂性は確かに感じ取れます。



デモンストレーションでは、スクリャービンの幻想曲が披露されました。このホールの音響はとても気に入っています。静音の美しさがさらにアップした気がします。



舞台装置の充実ということは、ほとんどが劇場用の大ホールのお話し。デモンストレーションでは、吊り物機構の華々しいショーがあって面白かった。緞帳やオペラカーテンの上げ下げが音一つせず、スムーズで実に見事。



こういう内覧会は楽しい。多くの人々が詰めかけてきて、びっくり。大ホールも音楽ホールも満席でした。

このホールは、我が家からは電車1本で便利だし、音響も気に入っていたのでリオープンはうれしい。