DAC-10が昇天
長年使ってたDAC-10がついに昇天。
サポートに問い合わせたが、症状からすると基板を交換するしかない…と。
DAC-10は、ちょうど10年前に発売されたデジタルヘッドフォンアンプで、当時はDSDネイティブに対応ということで話題になりました。DSDネイティブが常識の今日から見ればまさに光陰矢のごとしです。
私は、ヘッドフォンで聴くと言うよりも、もっぱらPCにつないでAudioGateでエアチェック音源を編集するときのモニターに使ってます。組み合わせで使っているのは、KORGが無償提供するAudioGate。こちらも高音質プレーヤーソフトとして昔からよく使われてきましたが、私は、やはりもっぱら編集ソフトとして使用しています。
AudioGateも、かつてはDSFファイルのメタデータを編集できる唯一のソフトとして貴重なものでしたが、今ではdBpowerampのEdit ID Tagsでも対応できます。とはいえ分割したり結合したりという編集機能が便利なのでいまだに現役だというわけです。
というわけで、すぐに後継機種おDAC-10Rを購入しました。
換えてみたたら音が良くなった気がします。
PCの音声はすべてこれで聴いてます。ヘッドフォンは、これまた大ベテランのSONY MDR-CD900改。
10Rには、フォノ入力もあってAudioGateの機能を使って、RIAAだけでなく様々なEQカーブでデジタル化できるようになっています。でも、これは使いません。そもそも持っているレコードはすべてRIAA規格統一後のものです。一時はKORG MR-2000Sでアナログレコードのデジタルアーカイブ化もやろうと思いましたが、アナログ再生そのものの難しさを痛感して挫折しました。カートリッジの選択をはじめあまりに使いこなしが広範囲で、しかも、盤面をベストにすることが難しいと感じたからです。MR-2000Sはとっくに処分してしまいました。
日々、エアチェック音源をせっせと編集をしています。
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