岡山 秋の音会 (その3) [オーディオ]
岡山・秋の音会の最後は、久しぶりにとりさん宅にお伺いしました。
とりさんのサウンドを、オーディオ的観点からひと言で言えば《ハイエンド・オーディオ》ということになります。
《ハイエンド》というのは文字通りには「高級」「高性能」ということになりますが、オーディオにおける《ハイエンド》というのは、一途な高性能志向ということでしょうか。ひとつひとつ高性能を追求すれば、必然的にセパレートになるしケーブルもモンスター的なこだわりにもなり、結果としてコストも膨大となり結果として「高級」「高額」ということになります。
そこには趣味的・審美的、所有欲的なブランド愛玩というよりも、どこか工業的な生真面目さがつきまといます。正確さ、緻密さ、微細な描写力、リアルな空間表現といったことへの追求であって、ある意味では日本人の気質に合っているという気がします。
とりさんの部屋にはそういうこだわりがぎっしり。そのシンボルがマジコの小型スピーカー。
そんなとりさんの本日の目玉は、新規に導入したウェルデルタ。
巨大・重量派のパワーアンプの足元に導入したところ、その目覚ましい効果に驚喜。パワーアンプは背後にあって写真に写っていませんが、今回はさらにマジコの足元にも導入したというわけです。とにかく情報量が半端なく向上したというのが実感だそうです。
そんなとりさんは、J-POP系の女性ボーカルの超マニア。
今回初めて女性ボーカルの大御所vafanさんをお迎えするということで、この日は尋常ならざる(笑)張り切りようで渾身のレパートリーを披露。いつもにも増してオタク度が高い。聴かせていただいてさっそく気に入ったものを後日、アマゾンでそのお宝的な中古価格を見てびっくり!まぼろし系の伝説的シンガーソングライターが特にお好みのようです。これにはさすがのvafanさんもたじたじ。
そういう和製女性ボーカルとハイエンドというのがそぐわないと言われてしまいそうですが、こういうマイナーレーベル系の録音はとても生真面目。ハイエンドを工業的生真面目さだと解釈すると、実はすごくマッチングがとれている。まさにJISとJASRACのナイスなコラボレーション。
一聴すると低域が不足気味。とにかく付帯音がない。そもそもギター一本のボーカルなどには超低域は入っていないし、マイナー系の録音はバンドものでもディスコサウンド的に中低域を持ち上げることをしない。素のままの中低音というのはこういうものだ!と言わんばかりのハイスピード。ただ、マジコとウェルデルタという取り合わせは、何となく行き過ぎのような印象もあってちょっとひっかかります。
うるさ型のもうひとつのご指摘は、マジコの背後に隠れるように置いてある小型スピーカー。まったくアンプにはつないでいないそうです。処分するに忍びないという気持ちはわかりますが、部屋の外に出すべしとの厳しい声に「他にスペースが無くて…」と頭をポリポリ。同じ部屋にあるのは良くない!せめて端子をジャンパーでショートしておくべしの声に、とりさんも反省しきりのご様子でした。
とりさんのサウンドを、オーディオ的観点からひと言で言えば《ハイエンド・オーディオ》ということになります。
《ハイエンド》というのは文字通りには「高級」「高性能」ということになりますが、オーディオにおける《ハイエンド》というのは、一途な高性能志向ということでしょうか。ひとつひとつ高性能を追求すれば、必然的にセパレートになるしケーブルもモンスター的なこだわりにもなり、結果としてコストも膨大となり結果として「高級」「高額」ということになります。
そこには趣味的・審美的、所有欲的なブランド愛玩というよりも、どこか工業的な生真面目さがつきまといます。正確さ、緻密さ、微細な描写力、リアルな空間表現といったことへの追求であって、ある意味では日本人の気質に合っているという気がします。
とりさんの部屋にはそういうこだわりがぎっしり。そのシンボルがマジコの小型スピーカー。
そんなとりさんの本日の目玉は、新規に導入したウェルデルタ。
巨大・重量派のパワーアンプの足元に導入したところ、その目覚ましい効果に驚喜。パワーアンプは背後にあって写真に写っていませんが、今回はさらにマジコの足元にも導入したというわけです。とにかく情報量が半端なく向上したというのが実感だそうです。
そんなとりさんは、J-POP系の女性ボーカルの超マニア。
今回初めて女性ボーカルの大御所vafanさんをお迎えするということで、この日は尋常ならざる(笑)張り切りようで渾身のレパートリーを披露。いつもにも増してオタク度が高い。聴かせていただいてさっそく気に入ったものを後日、アマゾンでそのお宝的な中古価格を見てびっくり!まぼろし系の伝説的シンガーソングライターが特にお好みのようです。これにはさすがのvafanさんもたじたじ。
そういう和製女性ボーカルとハイエンドというのがそぐわないと言われてしまいそうですが、こういうマイナーレーベル系の録音はとても生真面目。ハイエンドを工業的生真面目さだと解釈すると、実はすごくマッチングがとれている。まさにJISとJASRACのナイスなコラボレーション。
一聴すると低域が不足気味。とにかく付帯音がない。そもそもギター一本のボーカルなどには超低域は入っていないし、マイナー系の録音はバンドものでもディスコサウンド的に中低域を持ち上げることをしない。素のままの中低音というのはこういうものだ!と言わんばかりのハイスピード。ただ、マジコとウェルデルタという取り合わせは、何となく行き過ぎのような印象もあってちょっとひっかかります。
うるさ型のもうひとつのご指摘は、マジコの背後に隠れるように置いてある小型スピーカー。まったくアンプにはつないでいないそうです。処分するに忍びないという気持ちはわかりますが、部屋の外に出すべしとの厳しい声に「他にスペースが無くて…」と頭をポリポリ。同じ部屋にあるのは良くない!せめて端子をジャンパーでショートしておくべしの声に、とりさんも反省しきりのご様子でした。
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