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CDPの電源ケーブルを替えてみた [オーディオ]

CDPの電源まわりのことで悩んでました。みなさんご意見ありがとうございました。
私の結論は…
A.フューズ
手をつけず。
(理由)
リスクが無いと言い切れない。今まで使って切れたことがないので無いと思っていいかも知れないが、たったひとつの事実で崩れるのはアリバイと同じ。自作アンプは回路も知り尽くしているし、初期調整時にはフューズを入れていて確認後に外している。保護回路もついている。メーカー製CDPはどうしてもブラックボックスな面がある。そのリスクに対して改善したという確かな体験を語るご意見がなかった。
オーディオ用フューズがよいかとも考えたが、あるブログをチェックしたら音に変化がなかったとある。クライオなどは一個で2000円もして高い。ばかばかしい。
B.アース
電源アースはとらず。ケーブルのみ交換。
(理由)
アースは難しい。ひょんなところに落とし穴があってループを作ってしまう。わがシステムは信号ケーブルのシールドがシャシアースにつながっている。ハイゲインEQアンプのシャシアースを電源アース(接地アース)につなげたら、見事にループを作りハムが出た。アースの引き回しにはノウハウもあるからメーカー製品(しかもデジタル機器)をいじるのはなおさらやめたほうがよい。
以上、がっかりするほどの保守的な結論。
で、ケーブルをさっそく自作。
IMG_3874_1.JPG
オヤイデで、切り売りケーブルとSchurterのIECコネクターを買う。ケーブルはアース線不要だから2芯のPA-22。ACプラグは手持ちのパナソニック電工のWF5018を使用。いずれもベーシックなものばかり。しめて6400円(税別)。WF5018は確か1200円程度だったと思う。
30分もかからずに完成。
IMG_3876_1.JPG
メーカー付属のコードと交換。
IMG_3877_1.JPG
聴いてみたら…
たかをくくっていたのだが、ずいぶん変わるので驚いた。
ちょうど聴き込んでいたこのCD。
無題-スキャンされた画像-01_1.jpg
無伴奏ヴァイオリンなのだが、ホールトーンが豊かで音像が大きい。ケーブルを変えると解像度が上がり音像が引き締まる。低音が締まるのでバランスがより自然になった。音が明瞭になって明るく高音の躍動感が増す。ホール残響も耳についていた不自然さがぐんと鎮まった。オーケストラやピアノを聴くと低音ががつんと来てインパクトが増した。
音が硬くなった。
この硬さには聞き覚えがある。電源工事後しばらく我慢していたあの硬さと同じだ。使い込むことでこなれてくるだろう。
いやはや、CDPの電源ケーブルでこれだけ変わるとは思わなかった。

タグ:ケーブル
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