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ダブル・アースがすごい (サテライトアース第10号) [オーディオ]

新年早々、失敗が重なりましたが、こちらは大成功。

サテライトアースは、エージングに時間がかかりますが、今回の第10号は取り付けた刹那から効果が全開。素晴らしい効果を実感しました。

今回は、プリアンプのアース端子からアースを引きました。プリアンプには従来から、オーディオ専用分電盤の専用アース(接地抵抗1.8Ω以下)がつながっています。そういうことで、システムの根幹をなす要ともいうべきポイントです。その大地アースも活かすという観点で構想を練ってきました。満を持しての導入です。

仮想アース.jpg

アースは、機器接続用と接地アース用の2端子を備えた『ダブル・アース』。

ポイントは、以下の三点です。

1.2端子2電極を平行させ、三層構造とした
2.両端子が、筐体等を通じて短絡しないように機器側は絶縁させた
3.金属たわしは、従来のステンレスに変えて黄銅を使用した

機器側の端子は、取り付け孔を3.5mmφのものを採用し、これに樹脂製の絶縁用ブッシュを使って取り付けます。これで機器側と接地アース側は短絡することなく、銅電極と金属たわしを通じた直列アースということになります。筐体(+銅箔内張り)によるシールドと金属たわしの包み込み効果は、もっぱら、アース容量が無限大の接地アース側に受け持たせます。

ダブル・アース.jpg

筐体に、金属たわしを敷き詰めます。電極と電極との間にも金属たわしを敷き詰め、三層構造とさせています。

IMG_5452_1.JPG

以下は、材料一覧です。

■ケース:アルミケースMB15-7-10
     W150 x H70 x D100mm  (容積:1050cc)

■ステンレスたわし:黄銅(銅・亜鉛)製たわし(LIXIL-ビバホーム)30gx9個

■アースターミナル:エムエスケイTM-302G(金メッキ)
          サトーパーツT-10(金メッキ)

■銅箔テープ:NITOMS T0.08 x W50mm x L

■銅板:光 銅板 50x100x1.0mm

■内部配線:ダイエイ電線 内部配線用50芯撚線ビニル被覆線

■アース線:オヤイデ電気RSCB 2.5sq 柔軟性シリコンコード(導体断面積2.532m㎡)

IMG_5453_1.JPG

ダブル・アースの機器側端子を、プリアンプのアース端子につなげ、一方の端子に、従来、プリアンプに直接つなげていた接地アースをつなげます。


その効果は、期待以上のものでした。


まるでパワーアンプを大出力アンプに総入れ換えしたかのようなパワフルでどっしりと構えたような安定感です。やはりオーディオシステムの中心はプリアンプなんだと実感しました。大編成のオーケストラも堂々と鳴らし、しかも、音の空間が大きい。スピーカー背面の壁が抜け、しかも、部屋中に音が充満するような感覚です。今までどうも苦手だった特定のソフトの低域打撃音にも不安を感じさせません。もちろんアルコのベースなどもよく締まって遅れもなく深く沈み込みます。

これには既視感があります。以前、プリアンプの電源に出川式電源を導入した時に、まるで、パワーアンプの電源部を増強したかのような錯覚を覚えたことがあります。エネルギー感というのはパワーアンプよりもプリアンプなのです。ゲインが大きいので、信号系回路のグラウンドが安定していないとガッツが出ない。おそらく、パワーアンプなどからの逆起電力に対してグラウンド電位ががっちりと安定し揺さぶられることがなくなった効果なんだと思います。

アナログシステムのアース体系図を作ってみました。

アース体系図.jpg

ダブル・アース大成功!満足してます。

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