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DSD音源のタグ編集 [オーディオ]

年末年始以来取り組んでいるのは、お掃除とともに、CDや音楽ファイルの整理整頓。

年末までに、すべてのCDのリッピングを終えました。リッピング作業とともにCD棚も整理しました。ということでCDの出し入れはもはやあまりやらないでしょうが、これでディスクの取り出しに戸惑うことはありません。

リッピング作業といっても、しばしば、ID Tagの編集を加えていますので、けっこう手間ひまをかけています。

というのも、roonになってから音楽ファイルの検索などが飛躍的に便利になったからです。roonでは、foober2000などの従来のプレーヤーソフトのように、自分で整理したフォルダー管理に従うわけではなくて、こうしたタグ情報がクラウド上のroonデータベース(Roon metadata)で解析されてプレーヤーソフト内で整理されているからです。

クラシック音楽ファンにとって、とてもありがたいのは、アルバム内の楽曲を楽章ごとにまとめてくれることです。

そのためには、ひと手間も必要になってきます。リッピングや配信ダウンロードで形成したファイルは、たいがいは多楽章形式の楽曲をまとめてくれますが、3~4割はそうならないからで、その場合は、自分でファイルのタグのトラックタイトルを書き換える必要があります。

ここで問題となってくるのがDSDファイルです。タグを編集しようにもID Tagに対応していないからです。

ところが今回、ひょうんなことからDSDであってもDSFであれば、ID3V2に対応していることに気がつきました。dBpowerampのTag Editorで、flac同様にタグ編集ができるようになっていたのです。

ご承知のようにDSDは、DSF、DSDIFF、WSDの三種類のフォーマットがあります。1ビットオーディオコンソーシアムのWSDはともかく、標準としてはDSFよりは、DSDIFFのほうが優位で配信などではこちらが多いようです。DSFが、ちゃんとMetadata用のchunkを備えているのはさすがSONYが開発に関わっただけあって、やはり、こちらのほうが使いやすい。

ということで、DSDIFFでタグ編集するにはDSFに変換する必要があります。これもKORG AudioGateを使えばさほどの手間ではありません。

ほとんどはRoon metadataで補完してくれますが、特に、WAONなど日本制作のソフトはDSDIFFのままではFile nameから引いてくるだけなのでタグ情報はすっからかんですし、日本語なので検索でも扱いがしにくかったのです。手のつけようがなかったのですが、今ではそういうソフトはせっせとDSFに変換しタグを編集しているというわけです。
タグ:Roon IDタグ
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