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湯郷温泉 (岡山 探訪 その3) [旅日記]

この街が、なでしこジャパンの宮間あやら有力選手を輩出し世界に羽ばたいたなんてちょっと信じられない。

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昭和で時間がフリーズしている。

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高梁 (岡山 探訪 その2) [旅日記]

城下の街は、古くから水運の要衝として栄えました。

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天領から有力親藩の所領となり、幕末には老中首座・板倉勝静の治下にあった。領主・勝静は鳥羽伏見から江戸、会津、函館まで転戦し抵抗したが、一方、新政府に従った岡山藩の管理下に置かれた在地は、その領主を説得して無血開城に応じ街は平和裏に明治へと引き継がれていく。


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いまや鄙びた風情の街だけれど、そういう歴史をしのばせるように武家屋敷や、一時期領主でもあった若き小堀遠州の作と伝えられる石庭や、新島襄が創建に関わった教会など気品のある街並みを今に伝えています。

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タグ:高梁 岡山
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備中松山城 (岡山 探訪 その1) [旅日記]

天空の山城

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現存天守閣(12城)のひとつ――しかも、唯一の山城。

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大石内蔵助が、廃嫡後の城の受け取りと城代を担ったことでも知られる。

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廃城後、荒れるままになったが標高400m以上ということが解体を免れることになり放置されたことが幸いした。昭和になって調査が進み修復された。その修復には感激的な地元住民の貢献があった。児童や女学生が2万枚もの瓦を山上まで運んだというエピソードは有名。

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岡山 秋の音会 (その3) [オーディオ]

岡山・秋の音会の最後は、久しぶりにとりさん宅にお伺いしました。

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とりさんのサウンドを、オーディオ的観点からひと言で言えば《ハイエンド・オーディオ》ということになります。

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《ハイエンド》というのは文字通りには「高級」「高性能」ということになりますが、オーディオにおける《ハイエンド》というのは、一途な高性能志向ということでしょうか。ひとつひとつ高性能を追求すれば、必然的にセパレートになるしケーブルもモンスター的なこだわりにもなり、結果としてコストも膨大となり結果として「高級」「高額」ということになります。

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そこには趣味的・審美的、所有欲的なブランド愛玩というよりも、どこか工業的な生真面目さがつきまといます。正確さ、緻密さ、微細な描写力、リアルな空間表現といったことへの追求であって、ある意味では日本人の気質に合っているという気がします。

とりさんの部屋にはそういうこだわりがぎっしり。そのシンボルがマジコの小型スピーカー。

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そんなとりさんの本日の目玉は、新規に導入したウェルデルタ。

巨大・重量派のパワーアンプの足元に導入したところ、その目覚ましい効果に驚喜。パワーアンプは背後にあって写真に写っていませんが、今回はさらにマジコの足元にも導入したというわけです。とにかく情報量が半端なく向上したというのが実感だそうです。

そんなとりさんは、J-POP系の女性ボーカルの超マニア。

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今回初めて女性ボーカルの大御所vafanさんをお迎えするということで、この日は尋常ならざる(笑)張り切りようで渾身のレパートリーを披露。いつもにも増してオタク度が高い。聴かせていただいてさっそく気に入ったものを後日、アマゾンでそのお宝的な中古価格を見てびっくり!まぼろし系の伝説的シンガーソングライターが特にお好みのようです。これにはさすがのvafanさんもたじたじ。

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そういう和製女性ボーカルとハイエンドというのがそぐわないと言われてしまいそうですが、こういうマイナーレーベル系の録音はとても生真面目。ハイエンドを工業的生真面目さだと解釈すると、実はすごくマッチングがとれている。まさにJISとJASRACのナイスなコラボレーション。

一聴すると低域が不足気味。とにかく付帯音がない。そもそもギター一本のボーカルなどには超低域は入っていないし、マイナー系の録音はバンドものでもディスコサウンド的に中低域を持ち上げることをしない。素のままの中低音というのはこういうものだ!と言わんばかりのハイスピード。ただ、マジコとウェルデルタという取り合わせは、何となく行き過ぎのような印象もあってちょっとひっかかります。

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うるさ型のもうひとつのご指摘は、マジコの背後に隠れるように置いてある小型スピーカー。まったくアンプにはつないでいないそうです。処分するに忍びないという気持ちはわかりますが、部屋の外に出すべしとの厳しい声に「他にスペースが無くて…」と頭をポリポリ。同じ部屋にあるのは良くない!せめて端子をジャンパーでショートしておくべしの声に、とりさんも反省しきりのご様子でした。
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岡山 秋の音会 (その2) [オーディオ]

岡山・音会の続きです。

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二日目は、helicats邸訪問。私にとっては本宅へお引っ越しして初めてのお披露目です。

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会のメンバー随一のうるさ型のhelicatsさんは、「音楽なんて音の羅列に過ぎん!」との暴言(笑)もいとわぬピュアオーディオ派。特に低音にうるさくて、低音フェチというイメージが強かったのですが、ニュールームの初印象は「音がきちんと納まっている」というもの。低域が強調されることもなく実にフラット、正統サウンド。

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実のところ引っ越したばかりは、大変な低域の暴れに悩まされたのだとか。システム自体はそのまま移設しただけで少しも変わっていないそうです。複雑なシステムのセッティングだけでも大変そうです。それを1年足らず(スイートサウンドさんによれば半年前から激変)でねじ伏せてしまったとのこと。

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helicatsさんは、HNの通り、大の猫好き。スピーカー左横の大きなラッキーキャットはマスコット置物と思っていましたが、足元をよく見ると…。

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それに気がつくと、スピーカーの足元などそこかしこに似たようなものが目に付きます。

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極めつけは背後の棚に作り付けられた巨大な共鳴箱。すべて自作ということで、その行動力に驚嘆させられます。エンジニア気質で、自作管球アンプをはじめ電気系の細工はお手のものというのは承知していましたが、DIYは何でもござれと知って二度びっくり。

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部屋の音響帯域特性の測定データを見せてもらうと見事にフラット。

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当初のデータでは60Hz付近に強烈なティップがあります。まさに劇的ビフォー・アフターです。

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市販の吸音グッズをやみくもに導入するのではなく、きちんと測定して理詰めで正確な狙い撃ち。ちなみに、背後の棚作り付けのレゾネーターは35Hzだそうです。倍音関係もきっちり押さえておられる。自作派ならではの、測定と試聴の二刀流というわけです。
ヘルムホルツ共鳴は、楽器の原理でもあるし、体幹に響く低音の魅力など武器にもなりますが、ルームアコースティックの暴れなどの元凶でもある。一方でこのように積極的な守りにもなる。まさにヘルムホルツを制する者は、音楽もオーディオも制するというところでしょうか。
勉強になりました。
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